星野画廊【展示のご案内】

ナイーブな感性・藤田龍児の世界

会期:2025年10月11日(土)〜11月1日(土)
10:30AM~6:00PM 毎月曜日と10/19(日)は休廊

展示概要

美術文化協会展で日本の山河を題材にした独自の画境を発表していた藤田龍児は、1976(昭和51)年48歳で脳血栓に倒れ、翌年再発して右半身不随となった。一時は諦めた画家の道だが、絵筆を左手に持ち替えて懸命のリハビリ5年。見事に復活を果たした。

綿密なマチエールに繊細なスクラッチ技法を取り混ぜ、誰も真似することできない世界を描き、人々を魅了し続け、2002年74歳で病没した。

星野画廊では、生前の1989年に「右手から左手へ、心の旅路を絵筆に託して・藤田龍児個展」を開催。没後17年の2004年には、「エノコログサに託した自然讃歌・藤田龍児遺作展」を開催しており、今回が3度目の展観となる。また2024年には、東京ステーションギャラリーに於いて「牧歌礼讃/楽園憧憬・アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児」展が開催された。折からの新型コロナウイルス騒動にも拘らず、大勢の美術愛好家の心にその名が深く刻み込まれたという。

本展では、2度にわたる脳血栓発作後、絵筆を右手から左手に持ち替えてリハビリ5年、復活最初期の作品を含め、初期から晩年までの作品を網羅した展観となる。なお《押し寄せる山脈》は病気発作直前の作品で、最後の出品作となった《山なみ》と比較してご覧い頂きたい。

本展では、星野画廊所蔵のほぼ全作品(販売予定)を掲載した案内状を作成中です。ご要望の方はご連絡ください。

展示作品(一部抜粋)


《押し寄せる山脈》
1976年 油彩15号
―脳血栓発作直前の出品作―

《山なみ》
2001年 15号
―美術文化展最後の出品作―

《憩の場》
1981年 油彩SM

《遊び場》
1981年 油彩SM

《公民館》
1990年 油彩6号F

《YMCA》
1891年 油彩6号F

展覧会DM