トップホーム石を磨くリスト|展覧会予告|トピックス展覧会リスト・後記集メールを送る

* 星野画廊【画廊展示のご案内】 *


京都郊外の農村風景を描いた
太田喜二郎とその周辺

2019年5月11日(土)〜6月1日(土)
10:30AM〜6:00PM 日曜/月曜休廊

展覧会趣旨

1883(明治16)年京都市上京区の西陣織業の家に生まれた太田喜二郎は、東京美術学校在学中から留学を目指してフランス語と英語を学んだ。留学先 に選んだのはフランスではなく隣国ベルギーのゲント。エミール・クラウスら新印象主義を目指す画家たちに囲まれ、太田は点描主義の絵画技法を吸収 した。7年の滞欧後1913(大正2)年に帰国。大正博覧会など国内の展覧会で〈赤い日傘〉などの滞欧作品が受賞を重ねた。その後太田は帝展審査員などを歴任したが東京に移り住むことなく、京都郊外の上高野や上賀茂などの農村部に居を構え、明るく柔らかな筆致で人々の生活や京都郊外風景を描き 続けました。

没後66年振りの遺作展が建築家藤井厚二との二人展として京都文化博物館 で開催中です。星野画廊におきましては、この機会に協賛する展覧会を開催 いたします。太田の点描画による滞欧作品をはじめ、近郊農家の風物を描いた作品など14点のほか、太田が出品した光風会や関西美術会の主要画家、及び華畝会の画家たちの優作15点による展観です。京都国立近代美術館4階のコレクション展示室におきましては所蔵作品による「太田喜二郎」を2019年度第2回コレクション展の一部として開催中(6月1日まで)。こちらの展示にも是非お出かけください。

出品作家

太田喜二郎、赤松麟作、跡見泰、安藤義茂、伊藤快彦、池田治三郎、鹿子木孟郎、寺松国太郎、中沢弘光 川端弥之助、黒田重太郎、国盛義篤、澤部清五郎、霜鳥之彦、須田国太郎、山田新一、矢崎千代二、他

展示作品(一部抜粋)

太田喜二郎「田植え」
1916(大正5)年 39.6 x 48.8 cm
太田喜二郎「池畔風景」
1911-12(明治44-45)年頃の滞欧作 45.2 x.45.2 cm
太田喜二郎「秋の加茂」
1923(大正12)年 45.5 x 53.1 cm
太田喜二郎「賀茂の農家」
1920(大正9)年 49.2 x 73.7 cm
太田喜二郎「薮」
1923(大正12)年 69.5 x 65.0cm

星野画廊 10:30AM〜6:00PM (日・月曜休廊)
京都市東山区神宮道三条上る TEL.075-771-3670
 
トップホーム石を磨くリスト|展覧会予告|展覧会リスト展覧会後記集メールを送る

Copyright (C) Hoshino Art Gallery All Rights Reserved.